
6/16 日
伝統芸能賑やかパレード
盛岡市大通り 12:00〜14:00
洲本民踊おまあや
兵庫県
出演/洲本民踊おまあや復興会

「おまあや」とは、淡路地方の方言で、女の人から男の人への「お前さん」にあたる呼びかけの言葉です。また、歌の最後を「ホンマの事かいなあ、ウソウソ」というオチでしめくくるという特徴があります。踊りには、庶民の生活道具の代表である渋うちわを.使い、パンパンという心地よい響きが踊りの雰囲気を盛り上げます。今から約二百年前の江戸時代に流行った民謡がもとになって生まれ、幕末から明治にかけて洲本の踊りの主役となっていました。
昭和六十一年に、洲本市の文化団体が復興会をつくり、多くの人々の協力で約七十年ぶりに復興し、現在ではこの地方を代表する郷土芸能となっています。
盛岡山車
岩手県
出演/盛岡山車推進会
二百八十年におよぶ伝統を誇る南部藩ゆかりの鎮守様、盛岡八幡宮で九月十四日から十六日までの三日間にわたり盛大に繰り広げられる八幡宮祭典。そのいちばんの見どころである盛岡山車は、宝永六年(一七〇九年)、城下二十三町の町づくりが完成したのを祝い、二十三台の山車ではじめられました、歌舞伎や歴史上の名場面が飾り付けられ、一台に二百人もの若衆が付いて賑やかに練り歩きます。太鼓の音色と南部独特の音頭が、この豪華絢欄さをさらに盛り上げ、「やれやれ!やれやれ!」と、太鼓を叩く子供達のかけ声が、盛岡っ子の遠い記憶を呼び覚します。三日間にわたる祭典が終わると、やがて盛岡に秋が訪れます。

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